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ポジションは固定したほうがよいのか?

小学生にとってポジションというものはとても大事である。子供たちには子供たちなりに、「このポジションをやりたい」という意思がある。そしてその意思を尊重しないとやる気をなくしてしまうこともある。


現在日本サッカー協会では、小学生にはいろいろなポジションをやらせたほうが良いという意見が多数を占めている。なぜなら小学生の段階では将来どのポジションに適性があるかがわからないため、いろいろなポジションに慣れておいたほうがよいからである。ではこれは本当にそうなのだろうか?


「戦術的ピリオダイゼーション理論」においては、ポジションは早い段階から固定しにしてしまうこともあるらしい。これは「戦術的ピリオダイゼーション理論」というよりも、スペインの文化なのかもしれない。スペインではその子の適性が見つかったらすぐポジションを固定してしまう。


これはどちらの意見が正しいのかはわからない。現在私は公式戦ではある程度ポジションを固定し、練習試合などで違うポジションをやらせるようにしている。つまりこの2つの意見のちょうど中間あたりである。今のところこのやり方で子供たちから文句が出たことはない。


おそらく私のトレーニングにゲーム形式の練習が多いからというのもあると思う。4対4などのスモールゲームでは、誰もがフォワードであり、誰もがディフェンスである。よってトレーニング中にいろいろなポジションを経験していることになる。だから公式戦でポジションを固定しても、練習試合やトレーニングではいろいろなポジションをできることになる。そこで子供たちは満足してくれているのかもしれない。


またトレーニング中にその子の適性がわかったりすることもある。これがもしゲーム形式の練習ではなく、ドリル形式の練習だったらこうはいかないだろう。ドリブルでコーンを抜けていく練習をしたところでその子のポジションの適性がわかったりはしない。またフリーの状態でシュート練習をしたからといって、プレッシャーの中でシュートを打てるフォワードなのかはわからない。


以上のようにトレーニングをゲーム形式にすることによって、その子のポジション適性が見えてくることもある。もし子供たちのポジション適性がわからないのであれば、少しゲーム形式の練習を多くしてはどうだろうか?そうすることで子供たちもいろいろなポジションをやることができて喜ぶかもしれない。

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サッカークリニック5月号




サッカークリニック5月号を読んでみた。以下に内容をまとめてみる。




・アーセン・ベンゲルが名古屋の監督の時には、練習は常に1タッチ、2タッチ

・元清水監督ゼムノビッチは、1タッチ、2タッチの練習はそれ自身が目的となってしまうため注意する必要があるといっている

・チーム内の下の子のレベルに合わせるのではなく、上の子に合わせる

・イタリアでは狭いスペースでのポゼッションは子供からプロまで行っている(グリッドの大きさを大きくすることで、スペースの使い方を教える)

・ディフェンスの選手は横一線にならないこと→1人がボールにアプローチし、1人が下がる(Lディフェンス)

・アルゼンチンでは、ルーズボールの状況でしっかりとボールを奪える選手が「戦える選手」と認められる

・イタリアでは「守備だけ」「攻撃だけ」という練習は存在しない→常に攻守が混在したトレーニング

・狭いグリッドでの練習が必ずしも良いとは限らない(パスが10本つながることが基本)

・ボールはすべてGKからリスタートにする→ボールをつなぐ練習になる

・日々成長を続けているならば、チーム力は必ず上昇し、シーズン終盤には自然と勝利数が増える

・練習メニューは「簡単なもの」→「難しいもの」、「相手がいない」→「軽いプレッシャー」→「強いプレッシャー」

・リヌル・ミケルス
「指導者はオーケストラの指揮者のようでなければならない」

・練習中は常に違った場所から見るようにする(サイド、中央、ゴール裏など)




今回は「縦パス」がテーマだったようだが、小学生に縦パスの考え方を教えるのはなかなか難しい。ある程度の技術があってこそ縦パスの概念を教えられる。よって今回はなかなか小学生の指導の参考になるものは少なかった。

しかしベンゲルとゼムノビッチの意見の違いには考えさせられる。アーセナルのパス回しを見ていると、1タッチ、2タッチの練習が良いように思える。しかしタッチ制限をすると、ドリブルが得意な選手が自分の特徴を発揮できなくなる。私自身はトレーニング中にタッチ制限をすることはない。なぜなら本番の試合でタッチ制限があることはないからだ。これに関しては多くの意見があると思うので、もし意見があればコメントに書いて欲しい。


テーマ : サッカー
ジャンル : スポーツ

ウォーミングアップはどのようなものが良いのか?

あなたのチームでは、練習や試合の前のウォーミングアップをどのように行っているだろうか?


多くのチームはまずグラウンドをみんなで並んで走るところから始まる。そして体を温めたところでストレッチを始める。またそのあとにラダーなどのコーディネーションのトレーニングを行うところもあるかもしれない。


このウォーミングアップは理にかなっている。まず体を温めなければストレッチをしたときに筋を痛めてしまう。またストレッチをする前にコーディネーションのトレーニングをしてしまうと、筋や関節を痛めてしまう。よってコーディネーションのトレーニングの前にストレッチ、ストレッチの前にランニングがあるのである。


しかし私自身はこのようなウォーミングアップを好んでいない。なぜならこれらのウォーミングアップは全くボールを使わないからである。「戦術的ピリオダイゼーション理論」的にはボールを使わないトレーニングは意味をなさない。よってウォーミングアップもボールを使う必要がある。モウリーニョのDVDでもウォーミングアップはボールを使っていた。


とはいってもいきなり4対4などのミニゲームを行っては怪我をしてしまう。ウォーミングアップの段階では、負荷の低い基礎的なトレーニングを行うことが一般的である。例えばリフティング、パスアンドゴー、鳥かごなどがあるだろう。そうすればウォーミングアップの段階で怪我をすることはない。


また小学生などの子供の場合は、筋肉が柔らかいのでウォーミングアップをしなくても良い場合がある。私も小学生を教える場合はストレッチの時間は極力短くしている。そもそもそこまで集中力も続かないというのもあるのだが・・・。


ウォーミングアップといってもいろいろなやり方がある。私はボールを使ったトレーニングをウォーミングアップの時にも行っている。あなたのチームはどうだろうか?




テーマ : サッカー
ジャンル : スポーツ

4ゴールゲーム

サッカーで大事なスキルの一つに「遠いほうの足でトラップする」というものがある。


例えば自分の左からボールが来た場合、左足でトラップすると体が左を向くことになる。しかしこれでは逆サイドにボールを運ぶことができない。逆に右足でトラップすれば体が正面を向くことになるため、左右どちらにもパスを出せる。これが「遠いほうの足でトラップする」ことのメリットである。もちろん相手が右側からプレッシャーをかけてきた場合は左足でトラップすることもあるが、原則右足でトラップすることが多い。


これは特に中盤の選手には絶対必要なスキルである。プロの選手では必ずこの「遠いほうの足でトラップ」を行っている。日本代表では遠藤、中村憲、などが上手であり、海外ではセスク・ファブレガスが一番うまい。


ではこの「遠いほうの足でトラップする」ことを習慣づけるためには、どのようなトレーニングメニューが良いのだろうか?私は「戦術的ピリオダイゼーション理論」をもとにトレーニングを組み立てているため、これもゲーム形式の中で鍛えるようにしている。


それが4ゴールゲームである。4ゴールゲームとは、普通のスモールゲームにおいて、ゴールをそれぞれ2つずつ付けるゲームである。普通ゴールは真ん中にあるものだが、それを左右両方に設定する。よって合計2×2=4つのゴールが設定されることになる。ここで重要なのは縦長のコートではなく、横長のコートで行うことである。またゴールはシュートをするのではなく、ドリブルで通過したら1点とする。


なぜこの4ゴールゲームが「遠いほうの足でトラップする」ことを習慣づけることになるかというと、まずゴールが左右にあることでサイドチェンジが増えるからである。サイドチェンジをするためには、真ん中の選手が逆サイドにパスを出す必要がある。そしてその時に「遠いほうの足でトラップする」ことが多用される。なぜなら「遠いほうの足でトラップ」しなければサイドチェンジができないからである。また横長のコートにしてあるのは、サイドチェンジの回数を増やしてほしいからである。


ゴールをドリブルインにしているのは、サイドチェンジのスピードを速くするためである。ドリブルでゴールを通過するためには相手のマークを外す必要がある。ドリブルインでは普通に片方のゴールを目指すだけではマークを外すことができない。よってゴールを決めるためには逆サイドへサイドチェンジをしてマークを外す必要がある。だからサイドチェンジが多用される。


以上のような理由で私は4ゴールゲームを良くトレーニングで取り入れている。もちろん「遠いほうの足でトラップする」ことをまず説明してからトレーニングを行う。最初は子供たちも難しそうな顔をするが、慣れてくればどんどんサイドチェンジができるようになってくる。「遠いほうの足でトラップする」ことは12歳以下で身につけてほしいスキルである。ぜひこのメニューを参考にしてほしい。


テーマ : サッカー
ジャンル : スポーツ

チームと個はどっちが大事?

サッカーにおいてはチームと個どっちが大事だろうか?


現在日本サッカー協会では「個の育成」をテーマに挙げている。だからU-12を8人制にして個の力が生かされるようなゲームを多くしようとしている。なぜなら8人制の場合、ゴール前の攻防が多くなり、また一人一人がボールを触る回数が増えるからである。


また最近の戦術本『4-2-3-1』『戦術クロニクル』などの流行を見ていると、個よりもチームのほうが優先であると考えることもできる。もちろんこれはプロのサッカーであるから、育成年代の考え方とは異なるのだが。


「戦術的ピリオダイゼーション理論」においては個を重視したりチームを重視したりということはしない。なぜなら個もチームも両方大事だからである。よってトレーニングメニューも個だけを重視したり、チーム(この場合は戦術)だけを重視することはない。練習では個もチームもどちらも鍛えられるようなトレーニングメニューを組むのである。


例えば個を生かすトレーニングとしてドリブル練習があるだろう。多くのチームではドリブル練習ということで、コーンをジグザグに進むトレーニングを行っていると思う。しかし「戦術的ピリオダイゼーション理論」ではこのようなトレーニングを行わない。なぜならこのトレーニングでは個だけしか鍛えることができないからである。


「戦術的ピリオダイゼーション理論」では5対5などのスモールゲームの中でドリブルを鍛えることになる。なぜなら5対5というチーム戦の中でチーム力を鍛え、それと同時にドリブルを鍛えることは可能だからである。例えば5人のチームで役割分担をし、ディフェンス、右サイド、左サイド、中盤、トップのフォーメーションを作ればチーム戦術を教えられる。またゴールをラインゴールにすればゴール前でのドリブルは必然的に増える。


このようにトレーニングにおいては個とチーム両方を意識させることが大事である。これによりいわゆる「チームの中で生きる個」というものが生まれるのである。


テーマ : サッカー
ジャンル : スポーツ

Kengo Yoshida

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プロフィール

吉田憲吾

Author:吉田憲吾
2006年より坂本SCで小学生にサッカーを教えている。日本サッカー協会公認指導者ライセンスC級(サッカー、フットサル)取得。2010年より日本ヒューレット・パッカード(HP)株式会社でStorage Salesを担当。TOEIC850点。

主なブログ:
営業マンの、営業マンによる、営業マンのためのブログ
kengoyoshidaのバインダー
kengo yoshida - Japan | LinkedIn

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