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サッカークリニック1月号


サッカークリニック1月号を読んだ。今回のテーマは「サイドプレーヤーの適性を考える」ということらしい。近年サイドプレーヤーの重要性はかなり高まっているので、注目すべき点が多かった。以下にその内容をまとめる。



・ドイツ代表には練習の時から球際における激しさがある。ぶつかり合いの中での体の使い方を練習で体得している

・バルセロナのカンテラのトレーニングはほぼ2タッチで行われる

・モダンサッカーの特徴とも言えるのが、本当のトッププレーヤーはセンターでもサイドでもプレーできる能力が求められること

・近年のサッカーにおける大きな変化は、サイドをゴールラインまで深くえぐってセンタリングを上げるプレーが以前よりも減ったこと

・より早い段階でクロスを上げる、あるいは中へ切れ込んでいくプレーが増えている

・「サイドプレーヤーがタッチラインを背負えば180度の視野でいい」というのは10年前の考え方である

・トレーニングとしてのゲームでは対戦相手を想定、設定してBチームにプレーさせる

・決定力の低い長身フォワードがセンターバックとしてコンバートされた場合、ヘディングとフィジカルコンタクトが強く、足さばきの上手いセンターバックとして高く評価される可能性はとても高い

・子供たちがミスから学ぶためには、指導者がそのミスを的確に指摘しなければならない

・オランダの1部と2部の選手の違い
「1試合当たりの走行距離」×
「10メートル、20メートルのダッシュの速さ」×
「1試合当たりの5メートルのダッシュの回数」○



近年ではトッププレーヤーをサイドに置くことが当たり前になっている。バルセロナのメッシがアルゼンチン代表でトップ下で使われて、何も活躍できなかったのは記憶に新しいだろう。現代のサッカーでは真ん中のプレッシャーがものすごく高い。よってそこを避けたほうが無難だからである。


また右サイドに左利きの選手、左サイドに右利きの選手を置くチームが多くなっている。これはスター選手をトップ下に置く代わりに、サイドから中へ切れ込んでトップ下のプレーをしてもらうようになったからだろう。メッシが最初から中盤の真ん中にいてガチガチのマークを受けるよりかは、最初は右サイドにいて良いタイミングで中へ入ってきたほうがマークが外れやすい。その代わりに右サイドバックにはダニエル・アウベスのようなオーバーラップができる選手が求められる。


いずれにせよトッププレーヤーは真ん中でもサイドでもどちらもできる選手でなければやっていけない時代に入っている。子供たちにも両方のポジションをやらせてあげることが大切だろう。


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テーマ : サッカー
ジャンル : スポーツ

ポゼッションゲームでポジションを割り当てる!?


先日「戦術的ピリオダイゼーション」を日本で普及しようとしている村松氏の講演に参加してきた。村松氏の講演会は2回目で、前回は戦術的ピリオダイゼーションの概念的な話だった。今回は実際のトレーニングメニューについて詳しく説明してもらった。


村松氏はまずチームのコンセプトを作ることが大事だとしている。コンセプトがなければそれに適したトレーニングメニューも作れないと考えているからである。チームのコンセプトに「攻守の切り替えを早く」というものがあれば、トレーニングには常に攻守の切り替えをするような設定でなければならない。


ここまでは私のブログでもよく書いてあることである。それに加えて面白かったのが、ポゼッション練習においてもポジションをしっかりと決めることである。選手に対して「君はDH、君はCF、君はSH」などといってポジションを決めさせ、常に試合をイメージさせながらポゼッション練習をさせる。


しかもこれは事細かにポジションを修正させる。例えば「CFは常に前線に張る」というコンセプトがあったとしたら、それをポゼッションの中でも行わせる。もしポジションを下げてボールをもらいに来た場合は、ストップさせポジションを修正させる。


またポゼッションのトレーニングなので、攻守の切り替えも含まれている。両方のチームにポジションが割り振られているため、攻守の切り替えをした後はもう一方のチームでもそれぞれのポジションでポゼッションを行う。


この考え方はかなり斬新的である。ただ小学生には結構難しいのではないかとも感じた。しかし中学生、高校生にチームのコンセプトを伝えるためにはかなり有効で、改めてチームの戦術を浸透させることの大切さを学んだ気がした。


もちろん彼の意見がすべて正しいわけではなく、自分のチームにどうやって落とし込むかが大事なので、その辺は今後自分で工夫してやっていきたい。

テーマ : サッカー
ジャンル : スポーツ

もっとも重視するのは集中力

先日のクラシコでバルセロナがレアルマドリードを5-0で破ったのは記憶に新しい。私自身はある程度妥当な結果だと思っている。なぜならグアルディオラがバルセロナを率いている年数と、モウリーニョがレアルマドリードを率いている年数にはだいぶ差があるからである。


モウリーニョのチームは戦術というものを物凄く大事にする。よって戦術が固まるまではそこまで調子が上がらない。インテル時代も1年目は優勝こそしているが、内容的には良いものとはいえなかった。あくまでも強くなったのは戦術が固まってきた2年目である。


モウリーニョの戦術は常にトレーニングの中で選手にたたきこまれる。特にプレーのコンセプトというものが選手全員に浸透するよう綿密な準備がされている。その中でもモウリーニョが重視しているのが集中力である。モウリーニョは次のように言っている。


「練習は長い時間やればいいというものではない。実際、私の指揮するチームは90分間を超える練習はしない。なぜなら、選手が集中して練習に取り組めるのは、試合と同じ90分間が限界だからだ。それより長くやっても練習に身が入らず、ただ単に、時間を無駄に消費するだけだ」


モウリーニョのトレーニングでは休憩時間も管理されている。基本的に45分トレーニング-15分休憩-45分トレーニングという試合と同じ時間間隔で行われている。よってトレーニング中の45分間の間には休憩などもない。


レアルマドリード左サイドバックのマルセロは次のように言っている。


「試合の時と変わらない集中力を持って取り組まないと、とてもじゃないがついていけない」


これが多くの選手の本音だろう。この集中力の中で練習に取り組む選手たちは、試合の時も同じような感覚でプレーできる。昔「試合は練習のように、練習は試合のように」とよく言われたが、まさにそれを実践しているのがモウリーニョのトレーニングなのだと思う。

テーマ : サッカー
ジャンル : スポーツ

どうやったらコーチの話をしっかり聞いてくれるのか?

あなたのチームの子供たちはコーチの話をしっかりと聞いてくれるだろうか?


多くのコーチはこの問題に悩まされている。子供がコーチの話を聞いてくれない。もしくは聞いているようで聞いていない。トレーニングメニューをしっかり伝えたつもりなのに、全く違うトレーニングを行ってしまうこともある。


そのたびにコーチは子供たちに怒ることになる。


「なんでコーチの話をしっかり聞いていないのか?」
「コーチの話を聞かないと上手くならないよ」
「話を聞いていないなら帰れ!」


しかしそれが子供たちが話を聞かない原因になっていることを多くのコーチは知らない。実は子供たちを頻繁に怒ることが子供たちが話を聞かない原因になっている。『サッカーで子供がみるみる変わる7つの目標』には以下のように書かれている。


「叱ってばかりいる両親のもとで育った子供は、人の話をよく聞かないことで自分の脳を守っています。親は良い子に育てようとして叱っているつもりが、実は子供をダメにするように育てているという落とし穴にはまっているのです」(p55)


これはどういうことだろうか。実は人間と言う生き物は自分に都合の悪い情報は聞き流そうとする。つまり他人に怒られているときには話を聞いているようで聞いていない。これは無意識のうちに脳が情報を聞き流しているからである。


さらに怖いのは、怒られてばかりいるとその人に言われたことは全て聞き流そうとすることである。子供たちは怒られているときだけではなく普段の情報も常に聞き流そうとしてしまう。よって普段怒ってばかりいるコーチの話は全て聞き流すことになる。例えそれがトレーニングメニューであったとしてもである。これが子供たちが話を聞かない原因である。


ではどのようにしたらコーチの話を聞いてくれるようになるのだろうか?それは簡単である。子供たちを褒めればよい。人間は単純で自分に都合のよい情報は脳が聞きとろうとする。そして自分に都合の良い情報をいつも言ってくれる人の話はしっかりと聞こうとする。つまり褒めれば褒めるほどその人の話を聞いてくれる子供たちに育つということである。


また普段褒めてくれるコーチがたまに怒ったりすると、それは本当に重要なことなのだと子供たちも理解する。子供たちも「普段褒めてくれるコーチが怒るということは、相当悪いことをしたのだろう」と判断するのである。それぐらいの理解能力は子供たちにはある。よってコーチは本当に重要な場面でこそ怒るべきである。


このことをわかっているコーチはあまり多くない。子供たちに話を聞いてほしかったらまずは子供たちを褒めることである。これだけでもだいぶ子供たちの行動が変わってくるだろう。

テーマ : サッカー
ジャンル : スポーツ

クライフ哲学ノススメ-試合の流れを読む14の鉄則

『クライフ哲学ノススメ-試合の流れを読む14の鉄則』を読んだ。クライフというと選手のイメージがものすごく強いが実はバルセロナで監督をやってチャンピオンズリーグで優勝したこともある。また最近ではカタルーニャ地方の代表監督をやっているらしい。


しかし思った以上にクライフの考え方は面白い。この本を読んでいると「確かに!」と思う場面が多々ある。例えば以下のような点である。


「クライフは相手がプレスをかけてきても、簡単には取られないだけのテクニックがある。むしろまわりにスペースがあるほうが、ドリブルなどプレーの選択肢が増える。だから、チームメイトが近づかないことがサポートになるのだ」(p20)


これは小学生にも理解できるレベルの話だろう。小学生の中には飛びぬけて上手い子がいたりするが、その子をどのように生かすのかを子供たちに教えるときにはもってこいの話である。


またクライフはシステムについても次のような約束事を決めている。


1.必ずウイングを置く
2.DFの数は、相手のFWプラス1とする
3.2列目にパスコースが出来るようにMFを配置する


この考え方から現在のバルセロナのフォーメーションが形作られている。基本的にバルセロナは4-3-3もしくは3-4-3を使っている。これは相手FWの数によってDFの数が変わるからだろう。


そして監督としての約束事もとてもユニークである。というよりもこの約束事は相当カリスマ性がある監督でないと実行することはできない。


ルール1:監督は常に正しい
ルール2:もし監督が正しくなかったとしたら、またルール1が適用される


つまり監督クライフは常に正しいということである。サッカー漫画の『ファンタジスタ』でもこの話は出てきたが、まさか実際に実行している監督がいるとは思わなかった。


この本の最後には「試合の流れを読む14の鉄則」が書かれている。


1.ボールから30m離れた逆サイドを見る
2.2列目にパスコースが出来ているか
3.MFが横に並んでしまっていないか
4.FWが戻る距離は10mか、40mか
5.バックパスの減少は、得点の予兆
6.FWが前に行く駆け引きをしているか
7.試合中にプレーの質が落ちてきた選手を狙えているか
8.攻撃の組み立てに「騙し」はあるか
9.ゲームプランの方向性を決める選手はいるか
10.ゴールライン手前から折り返しのクロスを出せているか
11.珍しいプレースタイルの選手はいるか
12.どの方向からもパスを受けられるMFがいるか
13.選手どうしが指示を出し合っているか
14.ボールを奪ったあと、DFは素早くパスを出せているか


これらの意味を詳しく知りたい人は是非読んでみてほしい。






テーマ : サッカー
ジャンル : スポーツ

Kengo Yoshida

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プロフィール

吉田憲吾

Author:吉田憲吾
2006年より坂本SCで小学生にサッカーを教えている。日本サッカー協会公認指導者ライセンスC級(サッカー、フットサル)取得。2010年より日本ヒューレット・パッカード(HP)株式会社でStorage Salesを担当。TOEIC850点。

主なブログ:
営業マンの、営業マンによる、営業マンのためのブログ
kengoyoshidaのバインダー
kengo yoshida - Japan | LinkedIn

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