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ゴールデンエイジに行うべきトレーニングはテクニック練習だけではない!?


ゴールデンエイジ。これは育成に関わっている人であれば誰でも聞いたことがある言葉だろう。年齢的には小学生年代のことを指す。「即座の習得」といって、ゴールデンエイジの時期には神経系の発達が著しいので、何を教えてもすぐに身につけることができる。

サッカー界においてはこのゴールデンエイジにテクニック系のトレーニングを集中して行うことが必須といわれている。神経系の発達が著しいこの時期に足元の器用な扱いを身につければ、それは一生ものになるという理屈である。これは私自身も同感である。よって小学生年代のトレーニングは常にボールを使い、細かいテクニックを中心に教えることが多い。

しかしテクニック系のトレーニングの他にもゴールデンエイジの時期に行っておくべきトレーニングがある。それはラダーやミニハードルなどのコーディネーション系のトレーニングである。足の素早い運び、細かい動き、瞬発力などを身に着けるためのトレーニングで、ユーチューブなどで探しているとたくさん出てくる。

http://www.youtube.com/watch?v=t26CIBKRKWE&feature=related

このような細かい動きをすることでより効果的に神経を刺激することができる。試合中に軽やかなステップ、素早い身のこなしをできるようになるためには、小学生年代からこのようなコーディネーション系のトレーニングを習慣的に行う必要がある。実際私が指導する際も、毎回練習の初めに行うようにしている。

現在海外で活躍している日本人選手はこれら細かい動きが得意な選手が多い。香川、長友、清武、乾など身体は小さいがテクニックと素早い身のこなしで大柄な選手を相手にしている。まさに小学生が目指すべき姿である。

また、大柄の選手もコーディネーショントレーニングは行っておく必要がある。日本人選手は小さくてコーディネーションが優れている選手、大きいがコーディネーションに優れていない選手に分かれてしまうことが多い。しかし海外では大きいのにコーディネーションに優れている選手がたくさんいる。特にアフリカ系の選手はその傾向が顕著だろう。

ワールドカップで戦っていくためにはこれらの選手を相手にしなければならない。よって特にセンターバックや1トップなどは背が高くてコーディネーションに優れている選手が必須になる。そういう選手を指導者は育成しなければならないのである。

そういう意味でも小学生年代にコーディネーショントレーニングを行っておくことはとても大事である。小さいころに細かい動きを身につけておけば、もしその子が大人になって背が高くなったときに有利になる。逆に小学生のうちから背が高い選手は、小さいころに細かい動きを身につけておかなければ、大きいがコーディネーションが苦手な選手になってしまう。

この方針を意識した育成を行っているのはオランダのアヤックスである。アヤックスといえば世界有数の育成機関であるが、アヤックスから出てくる選手はコーディネーションに優れている選手が多い。デブール兄弟、ダービッツ、クライファート、ファンデルサール・・・この名前を聞くだけでそれは理解できると思う。

■アヤックスのトレーニング
http://www.youtube.com/watch?v=LFR8nUtYFQY

実際コーディネーショントレーニングを続けると、子供たちの習得が早く効果が出てきたと感じることが多い。上記URLなどを参考にし、ウォーミングアップの後のトレーニングに入れるのが良いだろう。

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テーマ : サッカー
ジャンル : スポーツ

『サッカークリニック2012年12月号』


『サッカークリニック2012年12月号』を読んだ。今回のテーマは「スペインの育成メソッドを解読せよ!」である。近年バルセロナやスペインサッカーの台頭もあり、スペインの育成というものが注目され始めている。特に日本人と体格が似ていて、それでも世界の頂点に立てるということで、育成年代の指導者が目を付けるのは当たり前なのかもしれない。しかしスペインの育成をそのまま真似してしまうのではなく、それをいかに日本人に合わせるか、自分のチームに合わせるかということが大事である。以下内容を引用する。


・子供たちがゴールの歓喜を見せることがないので、私がクリニックやキャンプを行うときには、「とにかくゴールを入れたら必ず喜ぼう」と設定する必要があります

・例えばFCバルセロナのU-12であれば、テクニック練習などはほとんど行いません。それがすべてできて当たり前の子供たちが集まってきているので、そこでテクニックなどをやる必要はないのです

・スペインでは「毎週しっかりと練習をしていれば試合でも勝てるようになる。負けるのは練習に問題があるからだ」と周囲の人は考える

・選手にインパクトを与えて、一瞬で変えることができるのが、いい指導者なのだ

・私はいつも3つのキーワード(「What」「Why」「How」)に沿って、メモを取りながらゲームを観るようにしています。〔中略〕かつての私はメモを取らず、記憶に頼っていました。「あれもこれも」と気になり、選手に言いたいこと、言わなくてはいけないことの整理ができていない状態で、ハーフタイムを迎えることがありました。〔中略〕そうした反省を踏まえ、今は、常に自分の記したメモを見ながら、誰に対して、どのように情報を伝えれば効果的か、できるだけ冷静に考えてから話をするようにしています


近年のサッカークリニックを読んでいても、「育成年代から戦術指導を行う」「テクニックは戦術指導と同時に鍛える」「ドリル練習はやらない」というような海外指導者の指導者が多い気がする。しかしここに書かれているように、その子供たちがバルセロナのU-12なのであればそれでよいのかもしれない。

しかし我々町クラブの育成指導者が子供たちに指導する際には、テクニック練習は必須になってくる。というのも、よくフロンターレ監督の風間氏が主張するように、ボールを自由自在に操れなければサッカーは面白くないからである。自分がボールを取られないという自信があるからこそ、子供たちはボールをもらいに動き、その動きによってスペースが生まれる。決してその逆ではない。

子供たちを見ていると、なかなかボールをもらうための動きをしないことがよくある。我々指導者からしてみると、「なんでボールもらいに動かないんだ?」「ボールをもらう気持ちがあるのか?」と思ってしまうが、その原因を正しく把握する必要がある。簡単に言うと、その子供はボールをもらいたいのではなく、ボールをもらうと相手にとられてしまうので本当はボールをもらいたくないのではないか、という可能性も考える必要があるのである。

そういう意味も含めて、近年の指導方針に逆らう部分もあるのかもしれないが、ある程度の時期まではテクニック練習は必須になってくる。目安としては子供たちが「ボールをもらっても相手に簡単には取られない」と自信がつくぐらいまでだろう。このような意味でも、スペインの育成をそのまま真似するのではなく、自分のチームに合った練習メニューを作成する必要がある。

テーマ : サッカー
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‎2012年度 JFAスポーツマネジャーズカレッジ神奈川県サテライト講座終了


「‎2012年度 JFAスポーツマネジャーズカレッジ神奈川県サテライト講座(10/27開講)」(http://www.kanagawa-fa.gr.jp/info/event/smc/20121027_01.htm)に参加してきた。この講座は偶然Web上で見つけたのだが、マネジメントという言葉に惹かれて参加してみた。

講座自体は3日間(3時間×6+α)なのだが、あっという間の時間である。グループワークで取り組む課題ほとんどで、頭を休める時間は全くない。しかも自分の将来のビジョンについて考える時間が多く、普段そのようなことを考えることのない私にはちょうど良かったと思っている。

サテライト講座では下記6つのセッションを学ぶことになる。

1.ビジョン
2.環境分析
3.コミュニティデザイン
4.SWOT
5.行動計画
6.目標管理

学ぶといっても講師の方の話を聞いている時間はほとんどない。次々と課題を与えられてそれを個人やグループで考え、最後に発表する。これの繰り返しである。サッカーやスポーツのクラブを経営している人たちが多く参加しているので、実体験に沿った話をすることができてとても勉強なった。

個人的に一番役立ったと思うのは、将来のビジョンをこの年になって改めて真剣に考えたということである。大人になればなるほど、自分でできることできないことをなんとなく判断して、それで限界を作ってしまうことが多い。私自身、受講する前はサッカーの指導は現状で満足していると思っていたのだが、将来のビジョンを考えてみるとまだまだやりたいことが多くあるということに気付かされた。

我々は日々忙しい時間を過ごしていて、将来のビジョンを考える時間がない。子供のころは「~になりたい」「~をやりたい」ということが次々に出てきたが、大人になると「そんなことを考えている時間があったら今できることをやろう」と短期的な思考に陥りがちである。

しかしこの講座で学んだのは、将来のビジョンが決まらなければ、短期的なアクションプランも決まらないということである。あくまでも将来の理想像が存在し、それに近づくためにアクションプランを考えるのであって、その逆ではない。もちろん計画通りにいかないことも多いと思うが、それはその都度修正していけばよい。まず自分の中での指針が存在しなければ、自分がその方向に進んでいるのか、それとも進んでいないのかも分からないだろう。

この講座では自分の夢(理想像)をグループ内でもしくは全体の前で発表する機会が多く存在する。今考えればとても恥ずかしいことを言っていたような気がするが、それは全員同じ気持ちだろう。全員同じように恥ずかしいことを発表するので、自分も将来の夢(理想像)を恥ずかしげもなく発表できる。それがこの講座に参加する一番のメリットなのかもしれない。

テーマ : サッカー
ジャンル : スポーツ

Kengo Yoshida

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プロフィール

吉田憲吾

Author:吉田憲吾
2006年より坂本SCで小学生にサッカーを教えている。日本サッカー協会公認指導者ライセンスC級(サッカー、フットサル)取得。2010年より日本ヒューレット・パッカード(HP)株式会社でStorage Salesを担当。TOEIC850点。

主なブログ:
営業マンの、営業マンによる、営業マンのためのブログ
kengoyoshidaのバインダー
kengo yoshida - Japan | LinkedIn

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