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『サッカークリニック2013年1月号』


『サッカークリニック2013年1月号』を読んだ。今回のテーマは「「ギャップ」を説明できますか?」である。正直言って我々のように小学生を対象に指導をしている人にとっては、なかなか「ギャップ」を子供たちに説明することは少ないと思う。ただイメージとして、ディフェンスとボランチの間のスペース、ボランチとサイドハーフの間のスペースなどといったことを子供たちに伝えるのは可能だろう。ただし本格的に「ギャップ」を狙うとなると、そもそもポゼッションが出来て、一人ひとりがボールをキープできるようになってからでないと難しいかもしれない。以下内容を引用する。


・われわれスタッフが選んだ23人はみんないい選手で、彼らの力を信じています。その中で毎試合ベストメンバーを選んでいったら、全員出場したということです

・システムは4-3-3とよく言われていますが、私が今選手に伝えているのは「4-6システム」。システムと言うとまた一人歩きしてしまうのですが、4人のラインマンと6人のフリーマンというふうに言っています

・毎日のように「君たちはできるんだ。世界のトップになれるんだ」という話をしました

・若い年齢でのフィジカル練習は倒れないという自信を与えるため

・守備から考える利点は2つあります。1つは守備システムを理解することで、攻撃時の「攻め所」が明確になること。もう1つはチーム全員がギャップに対する優秀な守備者になれば、攻撃側の選手は最良のスパークリングパートナーを得られ、より効果的な練習が可能になります

・技術習得レベルを表すものの1つとしてリフティングがあります。うちの6年生はみなリフティングは1000回以上出来るし、5年生でも何人かは1000回以上出来ているんです

・指導者の中でも自分たちのゲームについてはまだ1度もビデオで観たことがないという方もいると思います。「ジュニア世代だから、下位リーグだから、そんなことは必要ない」という声を聞くことがありますが、私はビデオ分析をするのに、カテゴリーや競技レベルはまったく関係ないと思っています


私が今回注目したのはビデオ分析である。確かに私が高校生の時にはビデオ分析をしていて、毎試合ビデオに撮った内容を昼休みにお弁当を食べながら皆で観ていた。しかし小学生を教えてからは特にそのようなことはやっていない。ビデオ分析をするのは良いが、それを観る時間がなかなか取れないのと、誰にビデオを取ってもらうかという問題もある。

しかしビデオ分析をするのはかなり効果があると思っている。やはり試合中は気持ちが入ってしまってなかなか冷静に試合を観察することができない。また、ボールのほうを追ってしまう傾向も強くなるので、ボール以外の部分を観ることができるのもビデオ分析のメリットの一つだろう。

本来であれば日本サッカー協会が主張するようにM-T-Mのサイクルを回すためにもビデオ分析は重要である。前回の試合(Match)で何が出来ていてないが出来ていないかをビデオで分析し、それを次回の練習(Training)に生かす。そして次の試合(Match)で練習でやったことが出来ているかを確認。そのようなサイクルを回すことで、子供たちにとっても分かりやすい指導ができるだろう。

もし小学生年代のコーチでビデオ分析をしている方がいれば、どのようにやっているのかご教授願いたい。
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テーマ : サッカー
ジャンル : スポーツ

指導者もたまには子供の立場に戻らなければならない

「なんで子供たちはあんな動きしかできないのか?」
「なんで子供たちはコーチが言っていることが理解できないのか?」
「なんで子供たちはゴール前で焦るのか?」
「なんで・・・?」

このようなことを長年指導者をしていると多々思うことだろう。練習中はもちろん試合中も、指導者が子供たちの動きにイライラする場面は正直ある。もちろんそれを声に出す出さないは別にして、子供たちの動きは指導者の思い通りにならないことが多い。

特に小学生年代においては技術的にも戦術的にもまだ未熟で、指導者とのレベルの違いはかなり大きい。もちろん中学生、高校生になるにつれて成長していくのが子供なので、これは当たり前といえば当たり前のことである。というよりもそこをいかに埋めていくかが指導者の腕の見せ所だからである。

しかし指導者を長年続けていると、そのことを忘れてしまうときもある。簡単に言うと、自分が高校生、大学生だった時のことを基準に子供たちを指導してしまうのである。そのレベルを基準にしてしまうと、小学生に対して上記のような感想が出てくる(当たり前である)。しかも自分は普段プレーしないことが多いので、自分の過去のことは過大評価しているときもある(つまり高校生の時にも自分ではできなかったのに、指導者になったとたんあたかもできていたかのように過去を振り返るようになる)。

もちろん子供たちに高いレベルを求め続けるのは良いことであり、指導者が上を目指さなければ子供たちも上を目指すことはない。「リーダーの仕事は命令することではなくガイドすることだ」という言葉があるが、まさにそのとおりである。目指す場所、ビジョンを決定してそこにいかに子供たちを導いていけるかがとても大事である。

しかし「自分は過去にできたから子供たちもできるだろう」という風に判断するのは早急である。もし「自分が小学生の時にできていたから、今の小学生もできるだろう」であればよいかもしれないが、「自分が(高校生の時に)できていたから今の小学生もできるだろう」はちょっと話が違ってくる。あくまでも今の子供たちに会ったレベル、指導方法というものを考えなければならない。

もしイメージがわかないのであればとても簡単な方法がある。それはたまには子供たちと一緒にサッカーをするということである。一般的に指導者は子供たちの試合を外から指導したり、中で審判をするということが多いと思うが、たまには一緒にチームに交じってサッカーをすればよい。そうすると自分がいかに衰えているかがわかるだろう。そして子供たちに偉そうに言っていたことが、自分もできなくなっていることが理解できると思う。

指導者はそこでやっとスタートラインに立てる。子供たちができなかったこと、そして自分がいざやってみたらいつの間にかできなくなっていたこと、それをどうやって指導していくかが次の課題になる。もし記憶が良いのであれば、自分はどうやったらそのプレーをできるようになったのかを思い出せばよい。それを子供たちに教えることができれば、理論だけではなく実践の伴った指導ができるようになる。

私のチームでは年に1度親御さん、コーチ、子供たちが混じったサッカー大会がある。毎年やっているので自分がいかに衰えてきたことが良くわかるのだが、そのたびに子供たちに普段言っていることがどれだけ子供たちにとって難しいことなのかがわかる。しかし幸運なことに、「サッカーは子供を大人にし、大人を紳士にし、紳士を子供にする」という言葉があるように、サッカーをしていればいつでも子供の立場に戻ることができる。そうすることでまた違った視点からサッカーの指導を見ることができるだろう。

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Kengo Yoshida

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プロフィール

吉田憲吾

Author:吉田憲吾
2006年より坂本SCで小学生にサッカーを教えている。日本サッカー協会公認指導者ライセンスC級(サッカー、フットサル)取得。2010年より日本ヒューレット・パッカード(HP)株式会社でStorage Salesを担当。TOEIC850点。

主なブログ:
営業マンの、営業マンによる、営業マンのためのブログ
kengoyoshidaのバインダー
kengo yoshida - Japan | LinkedIn

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