スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

なでしこ力


なでしこジャパンが優勝してからこの本を読んだ。本当は北京オリンピックでベスト4に入ったときに読もうと思っていたのだが、完全に忘れていた。なでしこジャパンが優勝してくれたことによって重版になったのでよかった。



なでしこジャパンの試合は何度か見ていたが、戦術的な部分ではとても優れていると思った。4-4-2の3ラインをコンパクトに作って、全員が連動して守備をする。そして攻撃のときにはセンターハーフの沢が前線に飛び出し、もう一人のセンターハーフの阪口がバランスを取る。



決勝のアメリカ戦では沢が上がった後のスペースを上手く使われていて、ピンチも作られていたが、そのときにはディフェンスラインの4人がしっかりとラインを整えて対応していた。なでしこジャパンの試合を始めてみたときには、この監督はプレミアリーグの戦術を参考にしていると感じた。



以下興味深い部分を引用する。



1.勝つ可能性を高める戦略・戦術を立てる
2.適材適所で人の強みを活かす
3.フィードバック情報を与え実力を客観視する
4.継続学習によって完成度を高める


・ボールをサイドに追い出せば、サイドで1対1の状況が生まれる。だが我々としては、スピード勝負を強いられる1対1を出来る限り避けたい。もしサイドで突破を許し、余裕を持ってセンタリングを上げさせてしまったら、今度はゴール前中央で高さやパワーの勝負を挑まれる。体格で劣る日本人には、やはり不利なシチュエーションであるはずだ。


・そのため僕は発想を転換し、相手がサイドに侵入するコースを消して、中央にボールを運ばせて奪うコンセプトをチームに与えた。まず前線の選手には、相手の最終ラインからロングボールを自由に蹴らせないための守備を求めた。FWが相手の自由を奪うところから、チーム全体でボールを奪うという組織的な守備を開始する。次に、パスの受け手となる選手にはMFが縦のコースを切りながら寄せ、人数の多い中央のエリアへとボールを誘い込む。そして相手のボランチにパスを通させて、そこにボールが入った瞬間「はい待ってました」と奪い取る。


・指導者がやりがちなことといったら、レギュラーを確保できない選手のミスを指摘することだ。今のじゃダメだ。もっと頑張れ。その指導者は、選手に奮起を促しているつもりなのだろう。だが、そういう指導者が率いるチームでは、だいたいいつも同じ選手ばかりがしかられている。


・海外キャンプ時には「今日はジムまでジョギングして、そこで筋トレをやる」と選手たちに言っておきながら、ボウリング上へ向かったということもある。


・主人は自分の意見にこだわる人ではないんです。こだわるのは、あくまえも目標を達成すること。そのためだったら、自分のやり方を変えることも厭わないですね。



これら以外にも学ぶべきところが多い一冊である。会社で女子社員の部下を抱えている人にとっても役に立つ一冊だと思う。
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

Kengo Yoshida

バナーを作成
プロフィール

吉田憲吾

Author:吉田憲吾
2006年より坂本SCで小学生にサッカーを教えている。日本サッカー協会公認指導者ライセンスC級(サッカー、フットサル)取得。2010年より日本ヒューレット・パッカード(HP)株式会社でStorage Salesを担当。TOEIC850点。

主なブログ:
営業マンの、営業マンによる、営業マンのためのブログ
kengoyoshidaのバインダー
kengo yoshida - Japan | LinkedIn

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。