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『サッカークリニック2012年6月号』


『サッカークリニック2012年6月号』を読んだ。今回のテーマは「「技術だけ」では「上手い選手」になれない?」である。良く議論になるのは、日本人選手は技術はあるがサッカーは下手という話である。これが本当にそうなのかは良くわからないが、サッカーがうまいというのが何を差すのかによっても違ってくるだろう。以下内容を引用する。


・子供たちにはバリエーションに富んだトレーニングを与えるべきです。ピッチ上で答えを見つけなければいけない選手は多くの引き出しを持たなければいけません。単純な練習や試合を繰り返し、「選手個々に考えさせている」という姿勢は不誠実に思えます。トレーニングを通じてたくさんの引き出しを持たせ、その選択は選手自身がすればいいと思います。

・「どうしたらいい?」と聞くことです。細かくは「どうしたらいい?」の前に現象を付け加えることです。例を挙げましょう。「今ディフェンスラインの選手がボールをクリアしたよね?そのときディフェンスラインにいるほかの選手はどうしたらいい?」と聞きます。

・ここで注意してほしいのは「なぜ(そうしたの)?」という聞き方をしないことです。そういう聞かれ方をすると、子供たちはきっと「自分が選択した答えは間違いだったんだ」とまず感じるからです。

・サッカーでは無意識でできるレベルになってこそ技術と言えるのです。つまり2対2までは無意識にできるようにならなければいけません。そして「技術レベルまで昇華した2対2」を行える選手が集まった11人でこそチームは構成されるべきで、初めて戦術が生まれると考えています。

・実際、久我山高校の練習は2対2とゲームの繰り返しです。もちろん基本的な反復練習も取り入れますが、2対2は理論的に解析して取り入れています。

・囲碁にも定石があるように、サッカーにも定石があり、それが2対2にあると思います。

・目的やテーマを1つに絞ると、要求度としては物足りなくなってしまうでしょう。とは言え、年代によっても変わりますし、若年層であればなおさら2つ以上の目的も同時に求めることは勧められません。

・ウォーミングアップではコーンがランダムに並べられたところをドリブルでかいくぐり、ストレッチ代わりにリフティングする

・練習の最初に課題を指摘することで選手はピリッとします。この状態は集中力が高まる状態です。練習の終盤で褒めるのは、残りの練習時間の集中力をさらに高める狙いと、翌日以降の練習での集中力を持続させる狙いがあります。

・同じオーガナイズデモ少しの変化を与えるだけで、十分な刺激は与えられるものです。たとえば同じ4対4でも、ボールを出す位置、タッチ数、ゴールのあり無し、グルーピングなどの要素を変えるだけで、まったく違った刺激を与えるメニューとなるのです。

・日本では場面を小さく切り取った練習を良く行います。しかしフルコートのゲームに戻したとくに、そのトレーニングがはたして本当に生きているのかどうかは疑問です。練習としてはきれいに構築できているが、実際のゲームとの関連性が薄いことになりがちのようです。


ここでポイントとなるのは、やはり「サッカーでは無意識でできるレベルになってこそ技術と言えるのです」という言葉だろう。試合中は考えることがたくさんある。戦術的な部分、相手との関係、スペースの意識などを一瞬で判断しなければならない。よって試合中に技術のことを考える時間は与えられていない。キック、ボールコントロール、ドリブルなどが無意識のレベルに達していなければ、他のことを考える余裕がないのである。

メッシから創造的なアイディアがたくさん出てくるのは、何も考えなくてもボールを自由に扱える技術がついているからである。そういう意味では、まずキック、ボールコントロール、ドリブルなどの技術を身に付けさせるというのは間違っていない。それに加えて状況判断が入ってくるようなトレーニングを徐々に入れていくべきだと思う。
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Kengo Yoshida

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プロフィール

吉田憲吾

Author:吉田憲吾
2006年より坂本SCで小学生にサッカーを教えている。日本サッカー協会公認指導者ライセンスC級(サッカー、フットサル)取得。2010年より日本ヒューレット・パッカード(HP)株式会社でStorage Salesを担当。TOEIC850点。

主なブログ:
営業マンの、営業マンによる、営業マンのためのブログ
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kengo yoshida - Japan | LinkedIn

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