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ポストモダン社会の教育

現在の子供はポストモダンな社会に生きている。ポストモダンとはモダン(近代)の次に来る社会のことである。モダン(近代)の特徴は「大きな物語」というものが存在していたことである。「大きな物語」とは多くの人が当然だと思っている人生物語のことである。


例えばモダン(近代)社会では「たくさん勉強して、良い学校に入って、大企業に入って、お金持ちになれば幸せになれる」というような物語が存在していた。またサッカーでも「基礎練習をしていればサッカーがうまくなる」「走りこみをしていれば体力がつく」というような物語が存在していた。


しかし現在のようなポストモダンな社会には、そのような「大きな物語」は存在しない。たくさん勉強すれば幸せになれるとは誰も思っていないし、たくさん基礎練習をすればサッカーが必ずうまくなると思っている人もいない。サッカーの場合は基礎練習だけではなく、戦術やコンディショニングも大切だということが一般的になってきたからである。


ではこのようなポストモダンな社会では、どのように子供たちを教育していけばよいのだろうか?これはなかなか難しい問題である。先生が「たくさん勉強しなさい」といっても子供たちはいうことを聞かない。またコーチが「たくさん基礎練習をすればサッカーがうまくなる」といってもなかなか信じてはくれない。教育者にとってはとても難しい時代に入ったのである。


私はポストモダンな社会での教育は「楽しませる」ということが不可欠だと思う。つまり「~を頑張ればきっと得をする」という風に説得するのではなく、「~は楽しいよ」という風に説得したほうが良いということである。このほうが子供たちのやる気が出るし、実際うまくなる可能性が高い。だからサッカーの場合でも練習メニューは楽しいものではなければならない。


今までの教え方では「つまらないけど基礎練習をやればサッカーがうまくなる」「つらいけどたくさん走れば体力がつく」というような説得のしかただった。しかしこの説得のしかたではポストモダンの社会に生きている子供たちを納得させることはできない。なぜならそのような「大きな物語」はすでに消滅しているからである。


だから私はゲーム形式の練習を多くしている。ゲームならば子供たちは楽しんで練習してくれる。そして知らず知らずのうちにサッカーがうまくなっている。また体力もついている。ゲームだと走らざるを得ないので、体力は必然的についてくる。しかも子供たちが楽しみながら体力がつくのである。


このようにポストモダンな社会に生きる子供たちを成長させるためには「楽しませる」ということが不可欠だと私は考えている。あなたのチームでは子供たちを楽しませることができているだろうか?もう一度練習メニューを確認してみて欲しい。


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テーマ : サッカー
ジャンル : スポーツ

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Kengo Yoshida

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プロフィール

吉田憲吾

Author:吉田憲吾
2006年より坂本SCで小学生にサッカーを教えている。日本サッカー協会公認指導者ライセンスC級(サッカー、フットサル)取得。2010年より日本ヒューレット・パッカード(HP)株式会社でStorage Salesを担当。TOEIC850点。

主なブログ:
営業マンの、営業マンによる、営業マンのためのブログ
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kengo yoshida - Japan | LinkedIn

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