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4-3-3の可能性

今日は名古屋グランパスVSガンバ大阪の試合をテレビで見ていた。グランパスは今シーズンから4-3-3のフォーメーションにしたらしい。実況がしつこくそのことについて語っていたので、今回は4-3-3について少し考えてみることにする。ちなみに名古屋グランパスのスタメンは次のようになっていた。


GK:楢崎
DF:田中、増川、闘莉王、阿部
MF:吉村、小川、マギヌン
FW:ケネディ、玉田、金崎


4-3-3のフォーメーションは最近の流行である。有名なのはバルセロナの4-3-3である。バルセロナはカンテラ世代から4-3-3でフォーメーションを固定しているため、「バルサといえば4-3-3」というのが通説になっている(以前は3-4-3も使っていたが)。


最近ではアーセナルも4-3-3を用いている。ベンゲルは以前からずっと4-4-2で戦っていたが、それを変更したのでとても驚いた。それだけ現在の流れが4-3-3に向かっているということだろう。そしてモウリーニョもチェルシー時代に4-3-3を用いていた。モウリーニョはインテルでも4-3-3を用いようとしたが、現在では4-3-1-2を使っている。


ではなぜ4-3-3が流行っているのだろうか?おそらく理由は3つある。


1.トライアングルがたくさんできる
2.バランスがとりやすい
3.相手ディフェンスラインへのプレスがかけやすい


1.トライアングルがたくさんできるのは、実際にフォーメーションを並べてみればよくわかる。トライアングルがたくさんできればできるほど、ボールを持った選手のパスコースが増える。よってパスを良くまわすチームにとっては有利なフォーメーションになる。バルセロナやアーセナルが4-3-3を用いるのは必然的である。


2.バランスがとりやすいのは次のような理由による。まず4-3-3ではサイドに必ず2人の選手がいることになる。またアンカーの位置にいる選手(グランパスでは吉村、チェルシーではマケレレ)が必ずディフェンスラインの前にいることにより、カウンターをケアすることができる。そしてサイドバックがあがったときには残りのディフェンス3人+アンカー1人で対応することができる。また中盤の2人はオフェンスにもディフェンスにも参加することができるため、ランパードやシャビのような選手にはもってこいである。このように一人ひとりの役割がわかりやすく、ピッチ上にバランスよく選手を配置できるのが4-3-3の特徴である。


3.相手ディフェンスラインへのプレスがかけやすいというのは、現在のフォーメーションでは4バックの場合が多いからである。相手が4バックの場合、こっちはサイドバックの上がりをケアすることが重要になる。なぜなら現代サッカーのサイドバックはボールを触る回数が多く、そこからビルドアップが始まることが多いからである。よってこのサイドバックにうまくプレッシャーがかかれば、相手のビルドアップを遅らせることができる。しかしこちらが2トップの場合、2人で4人を見なければいけないため、かなりの運動量が要求される。それだったら3トップにして、ウイングにサイドバックをマンマーク的に付かせたほうが効率が良い。これが最近3トップが流行っている理由である。


このように4-3-3はとてもメリットが多いフォーメーションである。そしてそこまで多くの弱点は見当たらない。私が考える弱点は次の2つである。


1.センターフォワードにキープ力が必要
2.相手ボランチへのケアができない


1.センターフォワードにキープ力が必要というのは、4-3-3のウイングは守備をしなければならないことに理由がある。攻撃の時には4-3-3になるが、守備の場合は相手サイドバックの上がりにウイングが付いていかなくてはならない。つまり守備の時には4-5-1のようになる。よってカウンターをする場合にはワントップにボールをキープしてもらわなければならない。実際4-3-3を使っているチームには優秀なセンターフォワードが多い。バルセロナのイブラヒモビッチ、アーセナルのファンペルシー、チェルシーのドログバなどがその典型である。


2.あいてボランチへのケアができないというのは、アンカー以外の2人の動きによるものである。この2人はとても運動量が必要なポジションである。オフェンス、ディフェンスはもちろん、サイドのケアもしなければならない。よってどうしても2人が両サイドによる形になってしまい、真ん中が開いてしまうことが多い。ここを相手のボランチに利用される可能性が多くなる。モウリーニョのインテルは昨シーズンここのケアでてこずっていた。


以上が私の4-3-3の分析である。まだまだ4-3-3の長所・短所はあると思うのでもし何かあればコメントして欲しい。今日見た限りでは名古屋グランパスの4-3-3はそれなりに機能していた。両サイドの玉田、金崎にキープ力があり、センターフォワードがケネディであるから当たり前といえば当たり前である。いずれにせよ今後のグランパスはとても楽しみである。

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テーマ : サッカー
ジャンル : スポーツ

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はじめまして
4-3-3について考えてみると確かにそのとおりだなと思いました
現代サッカーは中盤へのプレスが厳しいのでサイドバックにボールを持てる選手が多いイメージがあります
そこへ素早くプレスをかけることができるというのは大きなメリットだなと
また欠点にあがっていた相手ボランチへの対処
これは日本人選手ならばできるイメージがあります
真面目にこなしてくれると思います
日本サッカー向上のカギは4-3-3にあるのかもしれませんね

コメントありがとうございます。

コメントありがとうございます。
確かに勤勉といわれている日本人には相手簿ランチへの対処もこなせそうですね。遠藤や中村憲、小笠原などはこのポジションに適任です。
ただしサイドのウイングが誰もいないのが欠点ですね。
Kengo Yoshida

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プロフィール

吉田憲吾

Author:吉田憲吾
2006年より坂本SCで小学生にサッカーを教えている。日本サッカー協会公認指導者ライセンスC級(サッカー、フットサル)取得。2010年より日本ヒューレット・パッカード(HP)株式会社でStorage Salesを担当。TOEIC850点。

主なブログ:
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