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褒めて育てるべきか、叱って育てるべきか

「「褒めて育てるべきか、叱って育てるべきか」とよく聞かれるのですが、私はそういうことはあまり意識していません。いい判断をし、いいことをやれば、「それは非常にいいんじゃありませんか」と褒めるし、ダメなら、「それはちょっとおかしいんじゃないか」と注意をします」(『プレジデント』2013.3.18号)

これは現JALを再生した稲盛和夫氏の言葉である。稲盛氏といえば京セラの創業者で、アメーバ経営で知られるビジネス界ではカリスマ的な経営者である。その稲森氏がリーダを育てるためにはどうしたら良いのかという質問に対する回答が上記である。

現在子供の育成方法、部下の育成方法については様々な情報が飛び交っている。褒めて伸ばしたほうが良い、叱って伸ばしたほうが良い、あえて挑発したほうが良い、まずは自信を持たせるのが先決だ・・・など指導する立場としてもどれを信じて良いのかわからない。そんな中でこの稲盛氏の言葉は真理を付いているのではないか。

例えば子供が何か悪さをした時を考えてみよう。育成に関する書籍には、まずは子供の意見を聞き、頭ごなしに怒るのはよくないなどと書かれている場合がある。また、叱る前に子供の良いところを見つけ、そこを褒めてから叱るようにすると良いなど書かれていることもある。できるだけ子供を萎縮させないようにするのが狙いだと思うが、叱る方もいろいろ気を使う必要があるらしい。

しかし稲森氏が主張しているのは、悪いことをしたら叱る、良いことをしたら褒める、それで良いではないかということである。悪いことをしたのにあえて別の場所を褒める必要はないし、良いことをしたのにあえて叱る必要もない。ただただある事実に対して指導者として正直に接する方が子供にとっても良いということである。

確かにそうである。子供の立場からしてみたら、何が良いことで何が悪いことなのかを学ぶことが先決である。その中で、悪いことをしたのに褒められたり、良いことをしたのに叱られたりしては意味がわからなくなる。あえて叱る、あえて褒めるということをされるのは逆に子供からしたら迷惑だろう。

その代わりに稲森氏は褒めるときは表情を崩して褒めるし、叱るときは真っ赤な顔で厳しく叱る。「あえて~」ということをしなからこそ、心の中から褒めたり叱ったりすることができる。

「上に立つ者は部下たちの幸せを常に心に留めて叱らなければいけない。部下の成長を願い、愛情を持って指導する。「愛情を持って」と表現しましたが、これは単に子供を溺愛するような愛情を指しているのではありません。やさしさと厳しさ、この両面が必要なのです」(同書)

指導者は子供がどうやったら幸せになるのか、どうやったらサッカーを楽しんでくれるのかということを第一優先に考える必要がある。そのためには褒める、叱るということの両方が必要であり、それを指導者としてどのポイントで使うのかということが重要になる。「あえて~」ということをせずに、ただただ正直に部下に対して接するという稲盛氏の指導方法は、サッカーの指導者にも参考になるのではないだろうか。

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テーマ : サッカー
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プロフィール

吉田憲吾

Author:吉田憲吾
2006年より坂本SCで小学生にサッカーを教えている。日本サッカー協会公認指導者ライセンスC級(サッカー、フットサル)取得。2010年より日本ヒューレット・パッカード(HP)株式会社でStorage Salesを担当。TOEIC850点。

主なブログ:
営業マンの、営業マンによる、営業マンのためのブログ
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