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『サッカークリニック2013年4月号』‐「記録」を育成に活かそう!

『サッカークリニック2013年4月号』を読んだ。今回のテーマは「記録」を育成に活かそう!である。おそらくサッカーの指導者をしている人の中にはサッカーノートを書いている人が多いだろう。驚くべきことに、現在は紙のノートだけではなく、iPadなどのタブレットを用いている人もいる。形式は変われど、指導の内容を記録に残しておくことは大事なことである。以下内容を引用する。


・トレーニングを効果的に行うための3つの要素
1.選手が実践に近い意識を持ってトレーニングに臨むこと
2.選手間の競争意識
3.時間の管理

・同じ大きさのグリッド、同じ設定で練習していると選手はその練習に慣れてしまう。「慣れ」に比例してその練習の効果は低くなる。それを避けるためには、グリッドのサイズ、人数、ゴール数、タッチ数などに変化を加え、選手が考えるように導くことが必要なのだ。

・ルーティーンの練習は気が緩んだり、「ただやる」という感じになってもおかしくありません。それを避けるためにもノートを活用し、選手の変化を見逃さないようにしています。同じメニューを繰り返しつつ、しかもマンネリにならないことが大事だと思います。

・基本は子供とのコミュニケーションのツールとしての活用なので、子供たちにはサッカーのことだけではなく、普段の自分の生活から学校でのこと、楽しかったこと、困ったことなど、特に4年生までは、自分の思ったことを何でも書いていいと言っています。

・試合に出ていなければ、MTMについてサッカーノートを書く事ができません。そこで、すべての選手を試合に出場させるようにしています。

・私は試合結果でトレーニング内容は変えない。シーズンを通じてチームが行うべき練習は私の頭の中にある。試合で結果が出ないこともある。しかしそれが、計画を変える理由にはならない。また、ミスにフォーますした練習を加えたりしない。行うと決めていた練習を維持し、チーム状態によって練習の比重を調整するだけだ。キャリアの初めからこの方針は変わっていない。

・少年サッカーの指導では、指導者は子供に好かれなければ駄目。でも子供に好かれるのは、難しい面もあります。ただ優しいというだけでは子供には好かれません。人間的な尊敬、子供に対する愛情などいろいろな要素が必要で、指導者はトータルの印象で見られます。そこには厳しさも必要なのです。

・行動を習慣化すると、うまくいったとき、うまくかなかったときの原因が探りやすくなるのです。物事が偶然に起きたのではなく、「そうなった理由」があることを理解し、気づきを得るためにも、行動を習慣化しています。

・4クオーター制では3クオーターまでは選手が負傷をしない限り、途中交代できない決まりになっています。ただし、それだけでは20分ハーフのゲームとはそれほど際は生まれないでしょう。4クオーター制の特徴は、・最終クオーターで初めて自由に選手交代ができる・第3クオーターまでにすべての選手を出場させなければいけないというルールにあります。

・イングランドのリバプール大学大学院に「MBA football Industrys」というサッカービジネスに特化したコースがあります。

・分析した情報を伝えて活用する3つのポイント
1.自分たちの言葉=指導者と選手がイメージを共有できる言葉で伝える
2.伝えるべき優先順位=確実に伝えたいことを取捨選択し、3項目以内にする
3.情報の具体化=全員が「どうすればいいか」わかるように表現する


4クオーター性については小学生サッカーには検討の余地があるだろう。現在小学生のサッカーは11人性から8人制になりつつあるが、その分出場できる子供たちの人数が減ってしまうという状況に陥っている。もともと8人制は一人一人のボールタッチ数を多くするということが目的だが、出場できる選手にとってはたしかにそうだが、出場できない子にとっては全く意味がない。むしろ8人制にとって出られなくなってしまった子にとっては弊害となっている。

この状態を脱却するためにはルールとしてこの4クオーター制のようなものを作るしかない。このようなルールがないと指導者は勝ちを目指し、特定の子供達しか試合に出さなくなる。指導者含め誰もが試合に勝ちたいと思うのは当たり前なので、指導者の立場からすればこの状態はある程度仕方がないだろう。しかしもし必ず全員を出さなければならないというルールがあれば、その中で勝ちを目指すことを指導者が目指すようになる。

もちろんこのようなルールを作ると、特定の子供達しか試合に連れてこないチームが出てくるなど、別の問題も発生するかもしれない。しかし現在のままだとわざわざ試合に来たのにもかかわらず、全く試合に出ずに帰る子供たちがたくさん出てしまう。そんな状態では出られない子供たちのモチベーションが下がってしまうのは当たり前である。

試合に出られない子供たちは中学生に上がった時にサッカーをやめてしまう可能性が高い。これは日本サッカーにとっても大きなマイナスだろう。小学生年代においては4クオーター制のようなルールを作ることをぜひ検討してもらいたい。

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テーマ : サッカー
ジャンル : スポーツ

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Kengo Yoshida

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プロフィール

吉田憲吾

Author:吉田憲吾
2006年より坂本SCで小学生にサッカーを教えている。日本サッカー協会公認指導者ライセンスC級(サッカー、フットサル)取得。2010年より日本ヒューレット・パッカード(HP)株式会社でStorage Salesを担当。TOEIC850点。

主なブログ:
営業マンの、営業マンによる、営業マンのためのブログ
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kengo yoshida - Japan | LinkedIn

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