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プレー原則の重要性

前回は4-3-3や4-2-3-1などフォーメーションについて詳しく分析してみた。しかし私自身は、フォーメーションというのは試合の時によって変化するものだと思っている。よって私にとってどれが一番良いフォーメーションなのかはその時によって違う。


ではチームにとって一番大事なものは何なのだろうか?モウリーニョはシステムやフォーメーションよりも、プレー原則のほうが大事だとしている。


「あなた方はいつもシステムについて話をしたがる。しかし、私の仕事はシステムではなく、プレー原則をチームに徹底することだ。システムは変わりえるが、プレー原則は常に変わらない。より根本的な原則だからだ」(『モウリーニョの流儀』p99)


これはシステムやフォーメーションの議論が好きな日本人にとっては驚きの発言だろう。モウリーニョは極論システムなんてどうでもよいと思っている。モウリーニョにとって大切なのはシステムではなく、プレー原則だからである。ではプレー原則とは一体何なのだろうか?


「重要なのはどんなサッカーがしかいのかだ。チームがある試合で、あるいはあるシーズンに、どんなサッカーを目指すのかというのは、システムではなくプレー原則の問題だ」(『モウリーニョの流儀』p99)


これによれば、プレー原則とはチームがどのようなサッカーをするかということみたいである。例えばバルセロナであればポゼッションを中心とした攻撃的なサッカーがプレー原則になる。またイタリア代表であれば、カテナチオを中心とした堅い守備がプレー原則になる。よって監督にとって、このプレー原則をどこまで統一できるかが勝利のカギを握る。またモウリーニョはこのプレー原則をもっと細かく分解している。


「ゾーンで守るかマンツーマンで守るか、高いブロックで守るか低いブロックで守るか、ポジションチェンジを許容するかしないか、縦に奥行きのある陣形で戦うか横幅のある陣形で戦うか、ロングパスとショートパスのどちらで攻撃を組み立てるか―。これらがプレー原則だ」(『モウリーニョの流儀』p99)


なるほど。モウリーニョに言わせれば、これらの二項対立をどのように組み合わせるかでチームのプレー原則が決まってくる(もちろん二項対立はこれで全部ではないだろうが)。そしてこのプレー原則が決まってから初めてチームのシステムが決まってくる。


日本人はウイニングイレブンをやっているせいか、まずシステムのことが頭に浮かぶ。そしてチームの成績が悪いと簡単にシステムをいじる。しかしモウリーニョにとって大事なのはシステムではない。大事なのはプレー原則である。実はこのことは戦術的ピリオダイゼーション理論にも当てはまる。次回はそのことについて説明する。




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吉田憲吾

Author:吉田憲吾
2006年より坂本SCで小学生にサッカーを教えている。日本サッカー協会公認指導者ライセンスC級(サッカー、フットサル)取得。2010年より日本ヒューレット・パッカード(HP)株式会社でStorage Salesを担当。TOEIC850点。

主なブログ:
営業マンの、営業マンによる、営業マンのためのブログ
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kengo yoshida - Japan | LinkedIn

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