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Number「名将バイブル2010」




『Number名将バイブル2010』を読んだ。今回は世界のサッカー界で名将といわれている監督の特集である。特集されているのはオシム、カペッロ、ファーガソン、ベンゲル、モウリーニョ、グアルディオラ、ブラン、アンチェロッティなどで、あなたも一度は名前を聞いたことがあるのではないだろうか?


だが私がこの記事で一番興味を持ったのは、元ヴォルフスブルグ監督で、現在シャルケ04の監督をしているフェリックス・マガトの記事である。ヴォルフスブルグには日本代表の長谷部がいるので、マガトの名前を知っている人は多いかもしれない。ではマガトのトレーニングを知っている人はどれだけいるだろうか?


まずマガトのチームには2つのルールがある。


1.マガトに歯向かったら一生2軍でプレー
2.試合に負けたら、練習がハードになる


まさに日本の高校の部活のような指導である。しかも試合に負けても負けなくても練習はかなりハードである。シャルケ就任2日目のトレーニングは以下のようになっている。


・午前

スプリント・ハードルを使ったフィジカルメニュー(45分)
ボールを使った練習(45分)
旧スタジアムの階段(111段)の上がり下がり(30分)


・午後
ボールを使った練習(90分)


こんな練習は高校のときにやった気がする・・・と少し懐かしさ、そして恐怖を思い出したが、それをプロの選手がこなしている。まさに独裁×軍隊式トレーニングである。そしてそれが結果につながっていることがすごいことである。昨年はヴォルフスブルグを優勝に導いている。マガトは次のように言っている。


「プロのサッカー選手は、一般のビジネスマンの何倍もの年収を手にしている。だから、選手たちは24時間、全てをサッカーに捧げる義務があるんだ。プロは成功のために、多くのことを犠牲にしなければならない」


これはオシムもジェフ千葉のときに言っていたことである。確かにこのように言われると何の反論もできないが、私がこの練習メニューをこなすのは嫌だ(笑


マガトのトレーニングは「戦術的ピリオダイゼーション理論」的なトレーニングと正反対である。「戦術的ピリオダイゼーション理論」では特別なフィジカルトレーニングを行わない。またトレーニングも45分-15分休憩-45分といった試合と全く同じ時間になっている。そして選手の意見を引き出すことがトレーニングの目的でもある。


もちろんどちらのトレーニングが良いのかはわからない。ポストモダンの社会においては「戦術的ピリオダイゼーション理論」のほうが受け入れやすいと思うが、もしかしたらマガトのような独裁×軍隊式トレーニングのほうが良いのかもしれない。こんな「トレーニングは駄目だ!」と思う前にそれぞれのメリット・デメリットをしっかり考える必要がある。



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プロフィール

吉田憲吾

Author:吉田憲吾
2006年より坂本SCで小学生にサッカーを教えている。日本サッカー協会公認指導者ライセンスC級(サッカー、フットサル)取得。2010年より日本ヒューレット・パッカード(HP)株式会社でStorage Salesを担当。TOEIC850点。

主なブログ:
営業マンの、営業マンによる、営業マンのためのブログ
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kengo yoshida - Japan | LinkedIn

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