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なぜディフェンスラインを上げるのか?

多くの人はディフェンスラインを上げる理由をオフサイドを取るためだと思っている。しかしこれは必ずしも正解とは言えない。もちろんオフサイドを取るという目的もあるが、本当の目的はそうではないからである。ディフェンスラインを上げる本当の目的は、中盤をコンパクトにするためである。


おそらく日本人はトルシエがフラット3を使ってオフサイドトラップを仕掛けていたのが記憶に残っているため、ディフェンスラインを上げることはオフサイドを取るためだと誤解している。しかしオフサイドを取ったからと言って点数が入るわけはないし、サッカーはオフサイドを取るゲームではない。あくまでも相手よりも多く点を取って勝つゲームである。


例えばアーセナルというチームはプレミアリーグの中でもかなりディフェンスラインが高いチームである。またオフサイドを取った数もプレミアリーグの中で一番多いらしい。しかしアーセナル監督のアーセン・ベンゲルは必ずしも「オフサイドを取れ!」とは指示していない。『ベンゲルノート』には次のように書かれている。


「トレースとコンビを組んだ大岩は、ベンゲルから「オフサイドトラップを使え」と言われたことはない。監督の指示通りにディフェンスをすることで、結果的にそうなったのだと考えている。〔中略〕「相手チームがオフサイドになる場面は増えたかもしれないけど、ベンゲルからはラインを上げろとか、オフサイドトラップをかけろとは一度も言われていない。いつも言われていたのは、周りとの関係を考えてどうやって動けばいいのかだった」」(p55)


ベンゲルが名古屋グランパスを指揮していた時、グランパスのディフェンスラインはとても高いことで有名だった。当時のマスコミはそれを「オフサイドトラップを有効に活用している」と分析していたが、実際は全く異なるる。あくまでもプレッシングをかけて周りのスペースを埋めていくうちに勝手にラインが上がっていたのである。


あくまでも一番大事なのは中盤をコンパクトにすることである。そのときに前線からプレッシングをかける場合は必然的にディフェンスラインも高くなる。その結果としてディフェンスラインが上がり、オフサイドが取れるのである。この順番を間違えてはいけない。

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プロフィール

吉田憲吾

Author:吉田憲吾
2006年より坂本SCで小学生にサッカーを教えている。日本サッカー協会公認指導者ライセンスC級(サッカー、フットサル)取得。2010年より日本ヒューレット・パッカード(HP)株式会社でStorage Salesを担当。TOEIC850点。

主なブログ:
営業マンの、営業マンによる、営業マンのためのブログ
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