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勝利を求めず勝利する


サッカーの監督は、どんな外資系の企業に属しているサラリーマンよりもリスクが高い生き方をしている。もちろんそれに対する報酬は高い。しかし結果が伴わなければ半年もかからないうちにクビになってしまう。


マンチェスター・ユナイテッドのアレックス・ファーガソンやアーセナルのアーセン・ベンゲル、ガンバ大阪の西野などは特別で、あんなに長期間同じチームの監督をやるのは難しい。


しかし今後は一般企業もサッカーの監督のような働き方を社員に求める可能性もある。もともと外資系企業は結果が出なければクビになるし、今後年功序列を維持できない日本企業もそうなっていく可能性がある。その意味でもサッカーの監督がどのようなマインドでチームを指揮しているのかを知っておくのは意味がある。


『勝利を求めず勝利する』というある意味矛盾しているようなタイトルのこの本は、サッカーの監督がどのようなマインドでチーム作りをしているのかが具体例をもとに書かれている。そしてそれをどのようにビジネスマンが生かしていけばよいかがその後に続いている。私のように、仕事をしながらサッカーのコーチをやっている人にとってはもってこいの本である。


私がこの本の中で一番気になったのは以下の文章である。


「現代のサッカーの肝である「スピード」が上がるのは、パスが出る前に選手がスペースに走り出し、そこへ絶妙なタイミングでパスが出たときだ。この状況では、パスの出し手は味方が飛び出してボールに追いついてくれると信じ、パスの受け手はオフサイドに引っかからないタイミングでスペースにパスを出してくれると信じる。つまり「二重の信頼」によって成り立っているのだ」(p59)


「サッカーから学べる教訓が一つある。それは、自分だけがスピードアップしても、全体のスピードはアップしないということだ。私たちは、「スピードを上げること」は「重労働」とも「長時間労働」とも無関係であることを学ばなければならない。スピードを上げるのに本当に必要なものは「信頼」なのだ」(p61)


サッカーにおいてもビジネスにおいても、スピードを上げるのはお互いの信頼関係である。これを理解している人はサッカーにおいてもビジネスにおいても成功できる。しかしこれは受験勉強だけでは理解できない。受験勉強はあくまでも個人が頑張り、その個人のみがリターンを得る。しかしサッカーやビジネスは違う。みんなで頑張りみんなでリターンを分け合う。この違いを理解しなければサッカーにおいてもビジネスにおいても成功できないだろう。




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プロフィール

吉田憲吾

Author:吉田憲吾
2006年より坂本SCで小学生にサッカーを教えている。日本サッカー協会公認指導者ライセンスC級(サッカー、フットサル)取得。2010年より日本ヒューレット・パッカード(HP)株式会社でStorage Salesを担当。TOEIC850点。

主なブログ:
営業マンの、営業マンによる、営業マンのためのブログ
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kengo yoshida - Japan | LinkedIn

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