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オシムの伝言


私自身最近の日本代表のサッカーにはかなり満足している。ザッケローニ新監督のもと攻撃と守備のバランスの取れたサッカーをしているし、縦パスが良く入る縦に早いサッカーをしている。


日本代表が内容の良いサッカーをしながら、しかも勝っている状態というのは久しぶりである。岡田監督の時には内容はそこまで良くなかったし、結果もあまり出ていなかった。もちろんワールドカップという大きな舞台で成功したことは素晴らしいと思うが、通年でみるとそうでもなかった。


現在の日本代表のように安心して試合を見ていられる状態というのは、オシムの時までさかのぼる。オシムの時のサッカーも内容は良かったし、それに加えて結果も出ていた。ザッケローニのサッカーと異なるのは、もっとリスクを冒して攻めていたことであろう。


例えばオシムの時にはセンターバックがボールを持って攻撃に参加することがあった。もちろんその場合はボランチがカバーをしていたが、センターバックにも阿部や今野など攻撃ができる選手を用意していた。しかしザッケローニの場合はそのようなことは禁止している。一度今野がドリブルで持ち上がった際には鬼のように怒っていた。


これはどちらが良いという問題ではない。どちらにもメリット・デメリットがあり、監督の好み、スタイルの問題である。両方とも良いサッカーをしていてなおかつ結果を出しているのだから、見ているほうとしては文句はないだろう。


さて、今回紹介するのはオシムを一番近くから見ていた通訳(千田善)が書いた本である。オシムのサッカーがどのようなものだったのか、またロッカールームではどのような様子だったのか、オシムが入院したときにはどのような状態だったのかが詳しく書かれている。一部をここで紹介しよう。



・「日本には、日本が豊かであることを逆にコンプレックスに感じているものがいる。ハングリー精神で勝てるなら、貧しい国ほど強いということになる。しかし、経済的に恵まれ、何でも選べる中からあえてプロを選んだ日本の選手には、サッカーをする喜びがまだある。そこには欧州のカネまみれのサッカーよりずっといいと私は思う」

・オシムのミーティングは短いと書いたが、実はトレーニング時間も短い。一回のトレーニングは試合時間と同じほぼ90分。練習前後のストレッチを含めても2時間を超えることはない。

・練習後のクールダウン(疲労回復運動)の軽いジョギング以外、日本代表のトレーニングで「走るだけ」のメニューを組んだことは一度もない。ウォーミングアップもフィジカルトレーニングもつねにボールを使い、選手がいやがったり飽きたりしないように工夫していた。

・事前に練習メニューや進め方をコーチたちと打ち合わせておくが、選手たちが調子に乗って楽しそうに練習していると、予定よりも少し長く続ける。そして練習が単調になりかけると、オシム監督は同じ色の選手へのパス禁止など、新たな条件を次々に加える。


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Kengo Yoshida

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プロフィール

吉田憲吾

Author:吉田憲吾
2006年より坂本SCで小学生にサッカーを教えている。日本サッカー協会公認指導者ライセンスC級(サッカー、フットサル)取得。2010年より日本ヒューレット・パッカード(HP)株式会社でStorage Salesを担当。TOEIC850点。

主なブログ:
営業マンの、営業マンによる、営業マンのためのブログ
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kengo yoshida - Japan | LinkedIn

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