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新年度のトレーニング計画を立てるときの注意点


年度の初めということもあり、多くのチームが新体制になったことだろう。私のチームも6年生が抜け、新しいチームとなった。


新チームになった際に私が一番最初に行うことは、その年度の計画を立てることである。これがなければ1年間しっかりとトレーニングを継続することは出来ない。行き当たりばったりの指導では、子供たちも混乱するだけであり、身につくものも身につかない。


ではその年度の計画を立てる際に注意しなくてはならないことはなんだろうか?私が考えるに、まず一番大切なことはそのチームのコンセプトを決めることである。コンセプトが決まる前に実際のトレーニングメニューを決めても意味がない。


コンセプトにもいろいろある。最近ではバルセロナが強いので、バルセロナのようなボールをつなぐサッカーをコンセプトとするチームもあるだろう。また一昔のモウリーニョのような、しっかりとした守備からのカウンターをコンセプトとするチームもあるだろう。ちなみに私のチームは攻守の切り替えの早いチームを志向している。


コンセプトが決まったらその次はサブコンセプトを決める必要がある。これはコンセプトをもっと細かくしたものである。例えば以下のような2項対立になることが多い。


・中央から攻めるのか、サイドから攻めるのか
・ディフェンスラインは高くするのか、低くするのか
・攻守の切り替えを早くするのか、それとも遅くするのか
・規律の強いチームにするのか、自由を尊重するチームにするのか
・トップダウンなのか、ボトムアップなのか
・勝利を追及するのか、育成を意識するのか


このような2項対立の中から選んでいけば自然とサブコンセプトは決まってくるだろう。もちろんこれ以外にもたくさんの選択肢はある。


そしてこの後にやっとシステムが決まってくる。例えば中央突破をサブコンセプトとしているチームが4-3-3を選んだらおかしいだろう。中央突破をするのであればウイングはいらない。4-4-2のように2トップのシステムにするのが普通である。またボールをつなぐチームが4-4-2のフラットを選択しても意味がない。4-4-2のフラットはプレッシングを志向するチームが使うシステムだからである。必ず自分のチームのコンセプトと一致したシステムを選ぶ必要がある。


ここまで決まったらあとは日々のトレーニングメニュー、セットプレーの確認、システムの動き方を決めればよい。しかし上記のものが決まっていなければ、細かいことは決めることは出来ない。多くのチームはチームのコンセプトもサブコンセプトも決めずに具体的なトレーニングメニューに入っていく。それでは年間通して一貫したトレーニングメニューを提供することが出来ない。


コーチも人間であるため完全に最適なコンセプト、トレーニングメニューを提供することは出来ない。しかし毎年毎年過去を振り返り、どこが良かったのか悪かったのかを分析することで、次の年の計画を立てることが出来る。私のトレーニングメニューは毎年毎年変わっている。どのようなトレーニングが一番良いのか、それを探すのがコーチの使命だと思う。
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Kengo Yoshida

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プロフィール

吉田憲吾

Author:吉田憲吾
2006年より坂本SCで小学生にサッカーを教えている。日本サッカー協会公認指導者ライセンスC級(サッカー、フットサル)取得。2010年より日本ヒューレット・パッカード(HP)株式会社でStorage Salesを担当。TOEIC850点。

主なブログ:
営業マンの、営業マンによる、営業マンのためのブログ
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kengo yoshida - Japan | LinkedIn

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